2016年9月6日〜13日 の8日間、田中田鶴子会長を団長に
総勢16名でポルトガル研修へ行ってきました。
「ポルトガル 輝く女性をたずねて」をテーマに
ポルト歴史地区観光やコインブラ大学などの世界遺産をはじめ
女性醸造家が活躍するワイナリーの見学など
ポルトガルの素晴らしい世界観を感じる研修となりました。

またマトジーニョス市ではルルデス副市長と男女共同参画の意見交換、
ポヴォア デ ラニョーゾ市ではガブリエラ・フセンカ副市長と共に
現状の課題を共有しあい、有意義な時間を過ごすことができました。

[交流会1日目 マトジーニョス  ]


◎マトジーニョスでの現在の活動まとめ
1.委員会活動(男女共同参画/高齢者問題/市民権/難民問題など)
2.赤十字などの強力パートナー
3.市の職員1500人からカウンセラーなどを養成
4.地域密着の広報活動
5.高齢者の生きがい
6.国と市で家庭内暴力の支援

女性の社会参画のための子育てサポート又は少子化対策に対して
「女性30日/男性15日の休暇(90%の男性が利用)」「産休6ヶ月」
「学校とPTAバックアップ」「充足の保育園及び、高齢者介護施設」
「減税と扶養援助」など、具体的な施策を学ぶことができた。

 

 

[ 交流会2日目 ポヴォア デ ラニョーゾ ]


〜男女共同参画についての意見交換〜
◎ポルトガルが抱える重要な社会的課題
1.人身売買
2.ドメスティックバイオレンス
3.マイノリティに対する差別
4.移民に対する人種差別
5.イジメ問題

◎日本が抱える重要な社会的課題
1.少子高齢化
2.生産年齢人口の減少
3.地域創生

「京都ウィメンズベース」の目的として
女性の力を活用して社会的課題を解決していくこと
女性の社会的地位向上の仕組み作りを実現させる期間にしていくこと
社会問題について「共感」「共有」「共闘」
地方自治体・民間企業・労働局が連携を強化して取り組みことが重要!

ポルトガルでは、女性が社会で活躍するには
知識教養をみにつけておくことが重要とのこと。(大学進学率は女性が上)
違いがあることが問題でなく、扱いが違うことを問題としている。

KYO のあけぼの会  役員一同